“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

エンジニアリングの世界では常識のR&Dという活動がどうしてマネジメントにはないのでしょうか。 近年では金融工学という考え方があるようにマネジメントの世界に工学的なアプローチを取り入れることが可能です。
客観的なデータの収集と分析に基づく仮説の立案、確立した理論の適用と検証によって、非定型と思われがちなメネジメントの判断プロセスの相当部分を理論化することは可能になります。 人間の判断力が必要なのはデータに基づく分析が終了した後に最終的な方向性を決定する過程ですが、今まではその前のデータの収集や分析に多くの労力が使われていました。 この活動も多くの場合、個人の経験と勘に頼ることが多く各組織では特定個人に依存するということが珍しくなかったといえます。 もし、データの収集、分析の過程をITインフラの利用等で人間から開放できれば大幅な工数削減が可能となり収益改善にも貢献します。
SOX法の基本であるCOSOのアプローチでリスクの低減という観点から業務の見直しをすれば実現可能と考えます。