日本的経営の終焉とこれから:その4
みんなが一番になれる社会を目指そう
『そんなことを言っても無理』という答えがすぐに返ってきそうですが、それほど
難しいことではありません。 思考パターンを少し変えるだけで簡単に実現します
もちろん実際に一番になるには努力が必要ですが、『皆が同じ土俵で競争する』の
ではなく『それぞれが自分の土俵を持つ』ということです
前にも書きましたが、順番が年齢で決められていてはどんなに努力をしても結果は
ついてきません。 光速に近いスピードで長い時間宇宙をさまよっていれば
アインシュタインの法則で時空を超えることは多少できるかもしれませんが、全く
現実的ではありません
どうすれば良いかといえば『創意と工夫で順番が変わる物差しを作る』ということ
です。 ここにキーポイントとがあります
これからの時代は『創意と工夫で自分なりの物差しを作り、自分が一番になる』
ということですから、もちろん頭は使わなくてはなりませんし、皆に同意して
もらえるような努力も必要です
努力をしなければ良い結果は自然には降ってきません
8+2はいくつ? という世界から
α+β=10 という世界への転換です
ここでのポイントは
1.答えは一つではない
2.正解を答えられるのは一人ではなくアイデアの数だけある
3.そして何と言っても新しいことへのチャレンジが必要です
幼少期からこのような教育をする必要があり、そのための教育改革が必須です
企業経営者も◯ の成績でなく、各自の持つ資質を正当に評価し、創意工夫と
チャレンジに対して高い評価を与えるような環境の整備が望まれます
『追いつき追い越せ』の時代から『世界をリードする時代』への転換が
強く望まれます