“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

新しい産業をどうやって起こすか?

企業トップ意識調査によると今後の売り上げが増加するか否かという質問に対し

欧米やアジアの企業では過半数のトップがYESと回答しているのに、日本企業では

売り上げ増に肯定的なトップが10%程度しかなく、大きな差があります

現在の市場動向に引きずられていて、将来の市場を自ら作り上げるという積極的な

発想が少ないことを示しているように思えます

マーケティングにとらわれ過ぎてスペックや価格の競争の罠に陥ってしまっている

のが原因です。 様々な手法が開発されているのでどうしてもとらわれてしまい

ますが、過去の延長線上にはない新しい市場を創るという発想が大切になります

AIのような思考方法では過去の傾向の呪縛からの脱却はできません

いわゆるマーケティング手法は過去のデータに基づく発想なので、

マーケットクリエーションは出来ないし、市場を創るような商品、サービスの評価は

出来ないのです

結果として新しい芽が芽生える前に摘み取られてしまっている可能性が高いのでは

ないでしょうか

人口減少、介護医療費の高騰、厚生年金制度の抜本的改革、中小企業の体質改善と

淘汰、海外労働力の活用、第1次産業改革=農協の自由化、生産性改善、

消費者マインドの変革と組み合わせたコストダウン、消費期限、量り売り

課題もたくさんありますが、同時にビジネスチャンスも沢山あることを示しています

農協やゆうちょ銀行に独占禁止法が適用されないのでは、せっかくのビジネス

チャンスも生かされません

過去の歴史を紐解くと、石油メージャーに挑戦した出光石油、ぺんぺん草を

生やさなかった川崎製鉄のように規制に対抗した企業の活力と迫力が産業に力を

与えてきました

このような企業家が待望されます