サッカー東アジア杯を見て
夏休みと先週までの異常な暑さで先週の更新をしませんでしたが、今週も夏休み
のような話題をお届けします
若い頃からサッカーをやっていたので、サッカーの話題を一つ
昨日まで男女共東アジア選手権が開かれていて日本は惨敗と言っていいような
結果に終わりました。 男子は勝ちがなく最下位、女子も3位(参加国が日本、韓国、
北朝鮮、中国の4カ国)で海外組のいないメンバーという言い訳もできないような
内容でした。 新聞も放送中のアナウンサーや解説者も厳しい日程、完全アウェイ
(武漢での開催)、海外組がいないことを挙げてそれなりに健闘したみたいな論調
ですが、ヨーロッパや南米であれば痛烈な批評とブーイング間違いなしの状況です
個人的な感想を言えば、パスのスピードが遅い、ミドルシュートがない、ゴールが
見えてもパスをするといった“世界標準”から見ると格段にレベルが低くまさしく
ブーイングものです。 今や女子でも30-40メートルのシュートは当たり前、ゴールが
見えたらまずシュートなのにそれがないため日本がどれだけポゼッションを高めても
相手にとって脅威とはなりません。 逆に日本の守備陣は“こんなところからシュート
するのか!”といった感じで自由にやられています。 パスのスピードも遅いため
パスカットから逆襲という場面が多くありました。 パスのスピードが早ければあそこ
までパスカットはできないと思います
マスコミもダメなものは駄目とブーイングしなければチームとして強くなりません
見ている側も世界の強豪国のレベルではないということでしょうか
どうも、サッカーに限らずビジネスの世界でも似たような現象があるようです。 世界
標準と比してどうなのかという厳しい眼が注がれて、初めて企業も強くなるのですが
残念ながら不祥事でも曖昧にしてしまうような体質が本当の強さを阻害している
ようです