“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

日本再生には教育改革を

人材の基礎はやはり教育です。 これまでの教育は平均点主義でしたが、創造性や

独創力を育てるには個々人の特性を引き出すようなことが必要です

一時期、日本でも『能力別クラス』ということが言われましたが、これは間違い

です、本当に必要なのは『進捗別』または『理解度別』です。 子供達は100の事

を理解するのに、すぐ理解する人もいれば基礎の理解に時間がかかる人もいます

そして、ある程度の理解が進むと急速に力をつける人もいます。 進捗別というのは

このように理解のスピードに合わせて教育をするものです

算数や理科には絶対に必要なことですが、音楽や体育には必要がありません

また、先生は学生・生徒の理解度を知らなければなりませんので今までとは

異なった素質が求められるのでしょう

教室も進捗別クラスでは今の半分ぐらいの人数にしないと効果は出ません

幸い子供の数は減少していますのであちこちで教室は余っています、統合や廃校に

するのではなくもっと教室を活用すれば良いのです。 そして先生の数も増やさ

なければなりませんが、特定の科目のみ少人数クラスにするのですからパートタイム

の先生を雇用すれば良いのです。 一定の年齢になり子育ての終了した女性の

職場としては最適な環境ではないでしょうか

正規だ非正規だと言わず柔軟な勤務体系と賃金体系を作ることで解決できます

教育にかける予算が増えますが、日本の国家予算に占める教育関係費用は諸外国と

比較しても少ないのが現実ですからもっと予算をつけるべきです

私がアメリカで経験したことは、学校ごとに進捗別クラスの導入をPTAの意見を

取り入れて決め、また進捗が早い子は上の学年にも入れるというものでしたが、

本人と家族が望まなければ飛び級しなくても良いのです。 さらにもっと良いことは

途中で理解が深まれば、遅れていた子も(その科目だけ落第)元に戻れるということ

です

このような自由度が認められれば、今のように一番理解が遅い子に合わせた授業で

ほとんどの生徒がつまらなくなったり、平均値に合わせて理解の遅い子が脱落する

ということもなくなり皆が自分のペースに合わせた授業を受けることができ、学習

意欲がそれぞれに高まることが期待されます

先生も部活動の世話や雑用から解放し、それらは専門のスタッフで行うことで

授業に集中できますし、専門スタッフの雇用機会も増えます

アベノミクスにはない活性化の方策です