“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

バゲットが短くなった

久しぶりに近所のパン屋さんでバゲットを買ったら前より短くなっていることに

気がつきました。 値段は同じですがパンを入れる袋に余裕ができていてどう

考えても短くなったとしか考えられません。 そこで気になったのですがインフレ率

の計算はどうやっているのだろうかと。 ビスケットのサイズが小さくなったり

ソーセージの袋の中の本数が少なくなっていますが値段は同じです

100グラム当たりの値段で計算すれば値上げですがこのように値段が同じで内容量

が少なくなっている場合、単位当たりコストで計算しているのかそれとも一袋当たり

で計算しているのか気なり始めました。 実質価値を計測するなら単位当たりコスト

で計算すべきですし、そうすれば最近の傾向はデフレではなくインフレ気味になって

いるのではないでしょうか

しかし生鮮食料品はインフレでは除外されているし、大量生産される工業品では

このような身の丈を縮める技は発揮できないから心配することはないのかもしれ

ません、一回り小さい自動車では乗れませんものね

何れにしても大事なことはコストが同じで得られる対価が少なくなっているという

事実を認識しないと知らず知らずのうちに経済活動が矮小化されてしまっている

ということです

外見にとらわれず必要なものには対価を払うという意識を持たないとグローバル

な競争に取り残されてしまい、ここにもガラパゴス現象が起きているのではないか

という危惧があります。 もう一つ気になるのは“サービスはタダ”ということです

サービスという無形の価値に対価を払うのかどうかという感覚が日本と世界では

大きく違います。 無形のモノの価値を測るのは難しい面もありますが、これから

第三次産業(サービス業)の重要性が増す中で新しい産業を生み出すためにも

サービスへの対価を考慮する必要性は高くなってきています

目に見えないものに正当な評価を与えないで、結局生産者も消費者も萎縮して

しまい矮小化した世界に閉じこもっているという気がしているのは私一人なの

でしょうか

堂々と主張し、その是非を議論する世の中にしたいものです