“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

18歳を子供扱いしない

7月の参院選を控え18歳への選挙権の引き下げに伴う活動が報道されていますが、

ほとんどがどうやって投票するかという

How to Vote

についてです。 これまでも20歳になった人たちは同じように初めて投票するに

してもこのような活動はありませんでしたので、18歳はまだ判断力のない人という

感覚があるのでしょうか。 それならば何故選挙年齢を引き下げたのでしょうか

社会全体として取り組まなければならないのは

How to Decide,  How to Choose

でしょう。 この課題は小学校から取り組んでも良いのではないかと考えています

一つの例を出します

AとBの皿のどちらかを選んでください、しかしどちらを選択しても皿の上の食べ物

は全て食べることが条件です

Aの皿:ショートケーキ、トンカツ、イカ刺し、饅頭、スイカ

Bの皿:スパゲッティ、カレー、トロの握り、団子、さくらんぼ

Xさんはショートケーキとカレーが大好きですがイカ刺しは食べられません

Yさんはトロの握りが大好物ですがトンカツや饅頭も好きです。 でも果物はスイカよりさくらんぼが好きです

さて、Xさん、Yさんはどちらの皿を選べばよいのでしょうか

* 食べられないものがあればそちらのない皿を選ぶ

* 両方の皿に食べられないものがあれば今回は辞退する(選挙で言えば棄権)

* 一番好きなものに注目

* 好きなものに順番をつけて総合点の高い方を選ぶ

正解はありませんが思考方法は幾つかありますのでそれらを教えることはできます

選挙も同様で、どうやって選ぶのかが大切でどうやって投票するかは問題では

ありません

日本の教育で欠けているのはこのような考え方ではないでしょうか

最近の不祥事を見ていると大人の選択眼が問われています