“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

プロのコーチの存在感

女子スピードスケートの小平選手はオランダで訓練した結果飛躍的に強くなりました

要因の一つが『試合に対する意識』ということで、当時、はるか上にいるオランダ

選手に対してもひるまないで挑戦する気持ちを肌で感じたことが、コーチの自信を

持てという言葉とともにしっかりと自分のものにできたことが強くなった原因だと

本人が語っていました

先日サッカーの日本代表がブラジルと対戦しました。ハリルホジッチ監督がいつも

言う『相手をリスペクトし過ぎない』ことができずに完敗

一方で、女子バトミントンも韓国人コーチのもと急速に強くなっています

つまり選手としての素質をどのように引き出すかと言う点で日本人コーチの力が

試されているのではないだろうか

外国人コーチを起用した各協会の決断も素晴らしいですが、せっかく結果が出ている

のに日本人コーチが育たないのも『外国人コーチをリスペクトし過ぎている』ため

なのだろうか

翻って、スポーツに限らず学校でも会社でも良いコーチがいればもっと学生も社員も

潜在的な能力を発揮できるのではないだろうか

秋田県立大学の人気の秘密は発想、行動力、語学力そして論理的な思考にあります

環境を整えつつ、一方で厳しい課題を課し日本の大学では珍しく落第率が高いという

教育理念はまさにコーチングそのもので結果が出ています

さて、会社の中でこのようなコーチングができているのだろうか

コーチは誰なのか?

そのようなコーチを雇い、依頼し、育てるのは誰なのか?

これこそが『会社経営』だと考えられますが、残念ながらこのような発想を持った

企業は少ないのです

このことが今の低迷する経済を象徴しているように思えるのは私の理解不足なの

だろうか