“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

仕事に必要な六つの資質

歴史と生物は暗記科目で人気がない、だから用語の数を減らす、という記事が新聞

に載っていましたがこれは的外れだと思います

試験問題を用語を知る、知らないという記憶力を問うのではなく課題に対する記述

にすれば良く、場合によっては参考書持ち込み可とすれば良いでしょう

試験の目的は記憶力を問うのではなく課題の理解力、解決力を問い、どれだけ合理的

論理的に物事を説明できるかを問うのが本来のあり方だからです

アメリカの大学入試には必ずエッセイがあります。日本はマルバツ式で記憶力の勝負

になってしまていて試験の本来の目的から外れ『順番をつける』あるいは『落とす』

ことが目的になってしまっています。このような必要性もありますが入試も入社試験

も一発勝負ではなくそのあとの長い時間でどれだけ成長できるか、あるいは組織に

貢献できるかを問うのであって一時期の試験成績を唯一の物差しにしてしまうことは

将来の成長を無視しているとしか思えません

アメリカでのビジネスマンに対する調査で六つの資質を挙げ、何が重要かを訪ねた

ものがあり、トップはブロ意識、以下信頼感などで知識は6項目中最低の6番目でした

ちなみに六つの資質とは重要度の上から順に

Professionalism プロ意識

Reliability 信頼感

Leadership 指導力

Friendliness 包容力

Confidence 自信

Intelligence 知性

東大卒が中枢を占める日本社会ではこの順番が相当に異なっていますし、巷で

言われているよりも人格や人間性に重点が置かれていることがわかります

またテストでは計測できない資質が多いこともわかります

東大は全科目平均的に得点を取れば70点で合格できますが、どこにもプロに匹敵する

資質がない場合が多いのです

みんながそれぞれの守備範囲の中で最大限にプロ意識を発揮すればもっと良い

社会になると思いますので自分なりのプロを目指して頑張りましょう