“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

役職定年って何だろう

ある年齢に達すると突然業務遂行能力が消滅するわけでは無いから、これは全く

人為的な制度であることはわかります

さて、何を目的としているでしょうか?

Q. 年齢とともに給料が上がり続けないように?

Q. 若手に役職枠を譲るため?

目的はっきりしない制度がうまく運用されることはありません

そもそも年齢とともに給料が上がることに疑問を抱かないこと自体、制度設計以前

問題で完全な対症療法にすぎず、根本原因を解決しないのでは本人にも周囲にも

悪影響を与えるだけになってしまいます

ような制度ができてしまうと、該当年齢あるいはそれに近づいた年齢層

ならず若手にも将来に対する漠然とした不安感を与えてしまい組織全体活力が

失われる結果になることでしょう

高度成長期ように、組織がお大きくなればポストも増加するし、売上・利益に

ともなって給与が定期的に上昇することも一定意味があり、無理に競争させたり

不安感を与える必要はありませんでした

しかしながら、近年はこような状況は当てはまらず組織はむしろ縮小気味、業績も

横ばいか微増が精一杯となり、ポストは増加するどころか減少しています

現実と仕組みアンマッチが基礎にあるわけですからここに手をつける、つまり

仕組み見直しをすることが肝心なです

小手先対応策では皆が不安、不幸になってしまい、悪循環に陥ります

勇気を持って新しい仕組みを考え、実行する組織が現れることを期待します