試合中の事故で賠償?
先日の新聞で次のような裁判の記事がありました
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趣味のバドミントン教室の仲間ら4人がプレーしている最中にペアの女性が
相手コートから飛んできたシャトルを打ち返そうとバックハンドでラケットを
振ったところ、ネット際にいた原告の左目に当たり、生活に支障のある怪我をした
高裁判決は「被告は原告の動きに注意し、ラケットが当たらないように配慮すべき
だった」と判断。「バドミントンは身体接触のある競技ではなく、原告は、ほかの
競技者によって危険が生じるとは認識していなかった」とした
また、判決は「スポーツであることを理由に加害者の責任が否定されるのであれば
国民が安心してスポーツに親しむことができなくなる」とも指摘した
弁護士は「趣味のスポーツをプレーしている時に起きた事故でも、過失があれば
加害者が相応の責任を負うのは当然だ。高裁判決は被害者の救済を広げ、事故の
抑制につながる」と話した
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本当でしょうか?
ボクシングのような格闘技でなくてもスポーツでは偶発的な事故の可能性は普段の
生活より高いので、ある程度の危険はプレーをしている選手も自覚すべきです
この判決のように加害者が責任を負うのであれば『安心してスポーツに親しめる
のでしょうか』また『事故の抑制につながるのでしょうか』
私は逆だと考えます。全力でプレーをすればするほど事故の可能性は高く、また
プレー中に事故を避けるような行動はとれません
きっと、この判事も弁護士もスポーツをしない人なのでしょう
それではどうすれば良いのでしょうか?
ここに保険という考え方があります
ボトミントン教室の主催者は参加者に対して保険をかけるべきでしょう、保険代は
教室の参加費に含めれば良いのではないでしょうか
このようにして初めて『安心してスポーツに親しめる』ようになります
このような判例が定着することに危惧を覚えます