“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

JRの計画運休

JRが前回の対応を考慮して計画運休を前日に発表するとしていますが、公共交通

機関という観点から見るとJR独自に実施するのではなく他の交通ネットワーク

(私鉄や地下鉄)との関連で決めるべきではないでしょうか

どこの都市でもJRと私鉄や地下鉄との相互乗り入れは当たり前になっているのに

JRの部分のみを独自に運休してはかえって混乱が広がりかねなません

先日のJR東日本の会見では伝達方法や決定時期に焦点があり、計画運休そのもの

が社会に与える影響全体についての言及はありませんでした

相互乗り入れや、多くの区間で代替経路があるという事実に全く言及せず、あたかも

JRが公共交通機関のすべてであるような内容で大変違和感を覚えました

民営化されたと言ってもいまだに意識では私鉄より『偉い』というように見えます

外国語での通知やSNSの利用という伝達手段にのみ力点が置かれ、伝達さえできれば

それで良しとして本質的な課題には言及していません

例えば24時間前の情報では進路がずれたり、勢力が衰退した場合どうするのか

相互乗り入れについてはどうするのかというような点の言及が全くありません

前にも書いたように知事やFEMA(連邦危機対応庁)のような行政機関が主導して

行うべきではないだろうかと考えます

一部の交通機関が運休と言うのは基本的に事故などで特定路線が止まった時と同様の

反応が考えられます、つまり交通機関に危険が迫っているとは考えずに代替手段が

あれば多くの人が普段通り行動しようとするのです

したがってある地域全体としての整合性のある計画運休をしないと、代替路線を

使った通勤通学はなくならない可能性が大きく、かえって混乱してしまいます

それともJRは自分たちが止まれば他の交通機関も『右へ倣え』するとでも思って

いるのでしょうか