女性の活躍度は世界最低レベル
国会議員の女性比率も、管理職の女性比率も概ね10%程度でOECD加盟国中
最低レベル、発展途上国と比較しても下位に沈んでいます
もはや口先対応ではどうにもならない状況ですが、もっと問題なのはこの
ような状況だという認識が国民の中で希薄なことです
理由の一つとして、あまりにもドメスティックな情報、意識にあり、世界の
潮流を知らないで過ごしているからではないでしょうか
これでは停滞する景気を払拭することはできずに、長期低落し、20年後には
世界の中での日本の存在感は無くなるような状況になります
今一度、情報の大切さを再認識したいものですが、情報は『来る』ものでは
なく『取りに行くもの』という意識を持つことが大切です
日本以外の情報ソースを探ること、その為には少なくとも英語ができることが
最低条件になります
例えば、身近な例ではスポーツの結果があります
日本語のメディアに頼っているとスキージャンプの高梨選手が3位になった
ことはわかりますが優勝は誰だったのかはわかりません
また、サッカーで南野選手が2点取った時は報道されますが、点を取らないと
報道されませんので、試合に出ていたのかどうかもわかりません
もう一つ気なるのはバドミントンの全英オープンで桃田選手が『タイの選手』
に勝って準決勝に進出という記事がありますが、その選手にも『名前』がある
わけですから、大変失礼なことだと思います
ある意味で自己中心的な発想が蔓延していることも『今の自分がよければ、
それで良い』ということで現状維持になり、例えば女性が活躍できるように
何かをしなければいけないという改革の思考は生まれません
こんなことも変化が生まれない原因ではないでしょうか
今のままで悪くない、何かを変えると面倒だ、世界の潮流の変化は関係ない
ということが根っこのところにあるようで、『まず隗より始めよ』という
勇気が求まられています