“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

奈良公園の鹿

最近、奈良公園の鹿が不審死しており、解剖すると胃袋から沢山のビニール袋

その他のビニール類が出てきて、これらのために消化不良になり死んでいる

とのことです

以前からその対策として付近にはゴミ箱がなくし鹿が漁らないようにする

観光客にはビニール袋を捨てないようにお願いしているとのことです

鹿はゴミ箱の中の捨てられた食べ物の残りを食べてしまうので、ゴミ箱を

撤去したとのことです

それでも、あちこちにあるビニール袋を食べてしまうとのことです

本格的に対策を講じるのであれば、観光客のマナーに頼っているだけでは

なかなか対策にならず、しかも外国人観光客が多いところなので、徹底は

困難だと思われます

そこで一つの提案ですが

ゴミ箱は重たい蓋つき、あるいは小さな投げ込み口で鹿が漁れないようにする

奈良公園から半径数キロ以内では土産物屋もコンビニもビニール袋の代わりに

紙袋を使用する

紙袋一枚あたり5円から10円の費用を消費者に負担してもらうい一部を店に

還元し、紙袋とビニール袋のコスト差額の補填にする

残りは市が徴収し、鹿に荒らされないゴミ箱の設置費用とする

『ビニール袋を捨てないでください』『その為付近にはゴミ箱がありません』

という精神論では実効性が少ないので、ビニール袋をやめて紙袋とする、その

費用は観光客をはじめとした利用者に負担してもらう

一方で、ゴミ箱がないという不便さを解消するため鹿に荒らされないゴミ箱を

開発する

東京デズニーランドもゴミ箱とスタッフが捨てる側から掃除をすることで

綺麗な環境を維持しており、決してお客さんのマナーだけに頼っているのでは

ありません

このように、費用をかけても実効性のある対策を立て、コストは受益者負担

とするような考え方が求められます

因みにオリンピック期間中の都内の高速道路に上乗せ料金を課すというのも

同様の発想で、経済学的には正しいのですが政治的には疑問が残ります