“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

不思議な国 日本 その2

一般的に高年齢になるほど保守的な投票パターンになり、若年層ほど現政権に

批判的になるのですが、日本の場合この傾向が全く逆になっています

最近の内閣支持率調査では30歳未満の支持率は約48%ですが、60歳以上に

なると35%に下がり、特に60歳代の支持率は32%にまで下がっていますし

女性に限れば28%しかありません

選挙結果はこのような数字とは異なる結果が出ています

国政選挙であっても内閣の支持はともかく『おらが町の代表』を選ぶ意識の

方が強いために国政全体に対する意見とは異なる投票行動になるのかも

しれません

ここで投票率を見てみると18歳以上20歳代では30%台30歳代で40%台

40歳代で50%を超え50歳代では60%強となり60,70歳代で最も高く70%を

超えます

80歳代以上になると投票所に行けないにともあるのでしょう、50%を

割り込みますので70歳代以上で括ると60%程度になります

有権者の構成では60歳以上で46ありますから、もし内閣支持率通りの

投票行動が起きていれば与党の当選確率はもっと低いと予測されますが

実際には与党の圧勝となっています

野党がだらしないから、と言った理由がありますが、データで見る限りでは

大分景色が異なります

本当の原因はわかりませんが、小選挙区制と日本の政治風土は合わない

のかもしれませんし、前にも見たように『おらが町の代表』意識が強いから

かもしれません

因みに投票率と支持率を掛け合わせて年齢別、男女別に数字を見ると

各年齢層の投票での実支持率がほとんど変わりませんが男女別では明確な

差があり男が35%程度に対し女は25%程度しかありません

今度の参議院議員選挙の結果はどうなるでしょうか