“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

Stay where you areが合言葉

バブル崩壊後の日本では “Stay were you are” が合言葉になっているようです

昔の格言で言えば「羹に懲りて膾を吹く」と言うことでしょうか

バブルに踊って失敗した経験が静かに嵐が過ぎ去るのを待とうと言うことになった

のだと思います

似たような現象は会社の中にもありトップがガミガミ言うときは黙って下を向いて

口答えせず頭の上を災難が過ぎ去るのを待てばまた静穏な日々が戻ってくると

思っているのでしょうが、その通りになることもあればそのまま回復せずに没落

してしまうこともあります

政治家や高級官僚が明らかに不正を働いていても、異議をとなえず静かに黙々と

自分の生活にしがみつく現象と相似形に見えてしまいます

これまでにも書いてきたように70歳を超えてから新しいことを始めようとすると

驚くような事情に出くわし、あたかも「今いる場所から動くな、余計なことを

するな」と言われているような気になります

アパートが借りられない

インターネットが始められない

銀行口座が開けない

運転免許証は早く返せ

一方で、何をやるにも「本人確認」が必要でほとんどのケースで運転免許証の提示

が求められるのです

「本人確認」と言えば、国内では運転免許証や評判の悪いマイナンバーカードが

写真付き証明書になりますが、一度海外に出ると英語表記はない、生年月日が和暦

で西暦表記がないために証明書として使えません

パスポートがあるだろうと言うのでしょうが、ゴーン氏の事例でも分かる通り

海外では複数パスポートを所持するのは珍しいことではないので、信用力では

クレジットカードが一番、運転免許証がそれと並ぶ位置にあり、パスポートしかない

場合は逆に信用されません

官僚の頭の中では日本人が海外で本人確認を求められることを想定していないし

パスポートの絶対性を疑わないという知識不足がこのような結果になっている

のでしょう

何回も言いますが、島国に閉じこもらないで全世界に飛躍する人材を育成するため

にも環境整備が必要です