“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

指導者に求められること

悲しいことですが、予言が的中しつつあります

それは、日本には指導者としての資格のある人がいないということです

いや、正しくは資格のある人は沢山いますが、表に出られない、活用されていない

というのが正しい表現でしょう

結果として、長期没落路線をまっしぐら、それがいよいよ明白になってきました

指導者に求められることとは何でしょうか

1.現場を観る

2.相手の立場になって素直に聴く

3.責任を取る

この三つだと考えます

現場を観ることで導き出された論理の妥当性、例外の認識とその対処法が正しく

認識でき、机上の空論からの脱却ができますし、のちに述べるように人の心に響く

対応が可能になります

次に相手の立場で考えることができるかどうかです

自分に余裕がないと、相手の立場に立てないことがあります、また人の眼を見た

対話ができないと本当の意思が伝わりませんし、裏に隠された言いにくい状況を

把握できません

その上で自分の言葉で話しかけることができるかどうかです

最後に最も大切なことですが責任をどうやって取るかということです

責任とは相手に対してではなく、自分自身の信念と対峙して判断すべきものです

から信念のない人は自ずから責任を取れません

以上の3点から最近の状況を判断すると政治家も官僚も大企業経営者も100点満点で

せいぜい30点程度でしょう

官僚の作文を読むだけで自分の言葉で話せない政治家は5

大方針ではなくトップに忖度している官僚は15

ビジョンを発信できない大企業経営者の多くは15点ですがごく少数70点の経営者が

存在するので平均して30

現場を観るということでは元ソニー会長の盛田さんが思い出されます

相手の立場で人と接するというととでは天皇ご夫妻、上皇后ご夫妻に勝る人はいないと思います

責任の取り方という意味では先週も書いた村山首相をあげたいと思います

田中角栄元首相は、この三つを実践したから人気があったのでしょう

今は誰が長期没落を救ってくれるのでしょうか