“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

何か間違っていませんか?

菅内閣が誕生しましたが、モットーが「国民のために働く内閣」だそうです

えっ!というのが最初に感じたことです

一見、その通りで違和感なく見過ごしてしまいそうで新聞論調も所謂コメンテーター

からも特に異論は出ていません

しかし、民主主義国家で選挙で選ばれた衆議院議員から選出される首相ですから

国民のために働くのは当然で、わざわざこれに言及するのはこれまでの内閣が

国民のために働いていなかったということでしょうか

一方で安倍政権の継続と言っているのですから、前政権も「国民のために働いて

いた」のでしょうね

森・加計・桜も国民のために真実に蓋をしたのでしょう

もう一つ、不思議なのはコロナ対策です

感染症対策をしっかりしてGoToトラベルで旅行に行きなさい、経済活性化ですと

言っていますが、マスク+接触しない+長時間対話しないという感染症対策と旅行や

帰省とは矛盾した指示で国民は混乱します

経済活性化は必要ですが、課題は「アクセルの踏み方」です

現状ではアクセルとブレーキを同時に踏んで頑張りましょうということで、いつかは

摩擦熱で発火しますし大変なエネルギーが必要です

政府の役割は「アクセルの踏み方」を提示することです

例えば、PCR検査は無料で自由に誰でも何回でも受けられます、検査の結果陰性で

あれば自由にGoToトラベルに参加して下さいといえば、旅行者も受け入れ側も

安心して楽しめます

このような施策とお金の使い方が「国民のために働く」ことではないでしょうか

世界の中での国家戦略の無い閉じこもりの矮小な内閣で携帯電話の料金引き下げが

政策のトップに来るのはどういうことでしょうか

携帯を大手3社に固定し、通信と端末販売の兼務を許可し、規制でがんじがらめ

の中での価格高騰は政府の政策の誤りの結果であって声高に料金引き下げを唱える

のはどうでしょうか、まさにお上の指導による料金操作で規制緩和とは正反対です

ここでも規制緩和の掛け声と実態の差異が見られます

政治に期待せず、自らの意思に従って清く正しく生きていこうではありませんか

でも、次の選挙ではしっかり見極めて投票しましょう