“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

コロナに始まりコロナで終わる2020年の意味を考える

今年はコロナで埋めつくされてしまいましたが大事なことを忘れてはならない

ということを改めて認識する必要があります

それは「政治は結果が全て」ということですが、企業トップにも当てはまることです

政治は常に流動的で誰にもわからない将来の判断を迫られますが事後的にその判断が

正しかったのか或いは間違っていたのかを問われます

論理的、法的には誤りでも結果が良ければ国民は従います

逆に法的には正しく、論理的であっても結果が伴わなければ退場を迫られます

これを前提に先の安倍元首相の会見を評価してみました

自分は法律違反はしていないということですが、結果的に誤った答弁をし、事実と

異なる説明を国会の場で行ったという事実は消えませんし、結果として事実誤認が

あったのであれば政治家としての責任は免れません

議員辞職に値します

何故か?

 これだけ話題になったにも関わらず秘書に真剣に問い合わせたのかが不明

 秘書が嘘をついていたのなら、秘書に対する責任追求或いは処罰はどうしたのか

 秘書が政治資金報告書に過誤で不記載にしたのなら、そのような人物を

  全面的に信頼して良いのか

そして最後に、結果として国会で誤った答弁を何度もしたわけですから秘書に対する

監督責任、事実確認を怠った怠慢があるわけで政治家としての資質に欠けている

ことは明白です

防衛省からレーダーで国籍不明機が首都突入しているという報告を受けて防御

ミサイルの発射を指示したらレーダーの見誤りだったという報告を事後に受けても

取り返しはつかず重大な責任が発生し、誰かのせいにすることはできません

報告が間違っていても確認の手順を取らなかったことに対する責任は取り返しが

つきませんし、間違った情報だったから自分に責任はないとは言えません

企業でも政府でも責任者は部下の過ちでも自ら腹を切る覚悟がなければなりません

振り返って政府のコロナ対策が後手後手にまわり有効な対策や明確な指針が出せ

なかった大きな理由は「政治主導」ではなく「役所や審議会」に任せて結果責任を

避けようとした結果ではないでしょうか

メルケル首相やアーダーン首相そして蔡英文総統のようなリーダーを持たない不幸

をもう一度噛み締めてみる必要があり、また偶然にも皆女性です

女性活躍と言いながら夫婦別姓については消極的な老害男性中心の議員に対しても

明確な投票行動で新しい方向と将来への希望を抱けるリーダーを選別しましょう