政権の最終局面で危機を迎える国民の悲劇
5月11日までの限定的緊急事態宣言も最終局面を迎えていますが多くの専門家
またほとんどの国民が予想した通り事態の改善は見られません
2回目の緊急事態宣言の時に専門家からレベル4からレベル3になる時期でなく
感染者が100人/日程度にならないとリバウンドがあり経済的負担も多いし
更に大きい感染の波が来ると指摘されていたにも拘らず早めに解除したために
現在の第4波が起きています
不思議なことに、マスコミもこのような事実を忘れたのか敢えて言及しないのか
たった3週間の緊急事態宣言の発令で、しかも地域は限定的、首都圏で言えば
東京との結びつきが強い埼玉、千葉、神奈川については発令されず行き来しない
ようにとのお願いだけです
人は歴史に学び、失敗から学ぶものですが現政権もマスコミもそのような意識は
ないようです
前例のない世界的な感染症が蔓延しているわけですから誰も正解を持たず、経験の
積み重ねからより良い方向に導くというのが必要なことですが、そのような気概も
謙虚さもありません
2度目の宣言解除が早すぎたことを素直に謝罪し「今回は少し長めの期間我慢して
ください」と記者会見でもすれば多くの国民は協力するのでしょうが、過去の過ち
には触れずにお願いされても徐々に聞く耳を持たなくなるのは当然でしょう
しかもそれを「気に緩み」と言われてしまっては怒りをぶつける先もありません
たしか前回の緊急事態宣言時には「必ず感染を抑えワクチン接種に繋げます」と
言っていたように記憶していますがこの言葉も指摘する人がおりません
結論から言うと政権は崩壊の危機にあり、従って有効な対策は出てこない、更に
ワクチン確保に失敗し未だに医療従事者への接種も完了していない状態です
政府に頼らず、信用せず、自らの才覚でこの危機を乗り越え力強く生き抜こう
ではありませんか