“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

ソフトパワーが日本の生きる道

ジョセフ・ナイ教授の提唱するソフトパワーがこれからの日本が目指す道では

ないだろうか

既に大きな土台ができていることに注目してみよう

多くのサッカー有名選手がサッカーを始めたきっかけはマンガ『キャプテン

翼』だったとの報道があり、勿論日本選手も同じようなことがあります

また、オリンピックでは組織トップの不祥事や不手際がありましたが、実際の

会場その他ではしっかりと対応がなされていて、多くの参加選手から感謝や

称賛の言葉が得られています

わゆる『現場力』は健在だったと言うことで、長年に亘って築かれてきた

本当の実力で他国が簡単に真似できない力です

東日本大地震での秩序ある被災者の行動は世界中の耳目を集めました

良い意味で個人が前面に出ないことが結果的に秩序を保ったのだと思いまが

同時に自衛隊の前線指揮官はTV放送等で状況を把握し、出動命令が出る前に

必要な指揮命令系統の整理や部隊編成に着手していて、結果的に素早い出動に

なりました

一方で女子バレーの予選リーグ敗退や、サッカーW杯最終予選での初戦敗戦

に見られた戦略の失敗にみられる長期的な戦略策定とその実践といった面で

立ち後れが見られます

蓄積された経験に基づくパワーが現場の個人レベルでは発揮されているのに

指導者レベルではそのようなパワーが発揮されなていないと言うことです

個人の問題ではなく、組織全体としてソフトパワーを尊重し育てていこうと

する長期安定的な戦略がなく、指導者を育てる環境ができていないことに

よります

昔からアイデアや表現力は個人レベルで発揮される場面では充分独創的な

ものが生まれているのに、組織全体でその良さが認識されていない、或いは

軽んじていてお神輿スタイル前例主義、責任不明確なことなかれ主義が蔓延

して個人の良さが消されています

ソフトパワーを認識したトップの意識改革と同時に『精神的な』若返りを

急速に達成する必要があります

ソフトパワーで身を固めれば、他国から軍事的な脅威を受けることはあり

ません、何故ならば他国も日本のソフトパワーの影響を受けているからです