“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

危険なほど内向きな日本

外国特派員から見た日本という記事が連載されていて、なるほどという見方が

新鮮に感じられると共に、極端に内向きな日本の姿が表せられているようで

不安になります

特派員ですからその多くが複数の国での生活体験があり、またジャーナリスト

としての見識としてコメントしていますので一定程度の客観性があると感じ

ます

テーマも関心事も様々ですが、共通しているのは日本にしか見られない現象

についての指摘で「街中での犯罪を想定していない行動」だったり「過剰で

理解不能な皇室バッシング」だったりします

これらを読んでいると日本が「いまだに鎖国状態のようなメンタリティー」

であることが理解でき、経済的には世界とのりが無ければ生きてゆけない

実態との乖離の大きさに愕然としてしまいます

因みに江戸時代の鎖国はほぼ完全自立経済の下で成し遂げられました

世界標準という言葉は必ずしも真実を表している、あるいは無批判に受容する

基準ではありませんが少なくとも世界で何が起きているのか、多くの国では

ある事象についてどのように考えているのかを知ることは大切です

一例を挙げると最近のオミクロン株の水際対策です

WHOからも「ウィルスはパスポートを見ない」と指摘されているように

対策は何を目的として何を達成しようとしているのかが全く不明で説明も

ありません

いきなり特定の地域からの入国を『外国人に限って』認めないが、日本人は

入国を認めるというのはどういうことなのでしょうか

これはテロ対策でもなく、特定の国で起きた災害や政情不安からの引揚でも

なく、感染予防策なのです

オミクロン株に限れば最初に指摘した南アフリカだけでなく他の国も拡散して

いる蓋然性が高いことを踏まえると「一定期間」「すべての入国者」に対して

有効な対策をとることが必要で、テニスの全豪オープンで実施した完全な

バブル方式が一つの実例です

これは諸外国の対策とも整合性がとれる方法で誰からも理解されるやり方です

メディアもこのような指摘はしませんので、何かおかしいという事実が伝わり

ません