“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

海を見たことありますか?

この質問を日本に住む人に問えば「何を聞いているの?」と思われます

ほとんどの人が海を見たことがあるからです

同じ質問をアメリカのノースダコタ州に住む人に聞けば「テレビでは見た

ことあるよ」と答えるでしょう

ディスコで踊ると同じ曲を聴いていてもはるかに高揚感があります

それは耳で聞くだけでなく「身体」でも聴いているからです

このように同じことを聞いても受け取る人の環境の違いで答えに大きな差が

出ることがあります

似たような現象としてはビデオ会議での印象と直接会って話をするのでは

差があります、それは人間は耳だけでなく身体でも聴いているからです

いわゆるボディーランゲッジと呼ばれるもので会話のできない人間以外の

動物では重要なコミュニケーション手段です

アフリカでは遠く離れた場所でも太鼓の音で会話ができるそうです

話は突然今起きていることになりますが、ロシアに対する経済制裁です

経済制裁の主導的役割はアメリカにある訳ですが、アメリカ人にとって

経済制裁は非常に有効な手段だと判断されています

何故なら、もし自分達がこのような経済制裁を受けたらとても耐えられない

そのような事態を招いた指導者は次の選挙で落選させようという主張が出て

政府も経済制裁を回避しようとします

アメリカ人は自分の感覚で他国民も同じように考え、行動すると信じています

ので経済制裁は有効だと考えます

しかしゴルバチョフ以前のソ連で生活したロシア人はあまり大きな影響は

ありません、当時は経済制裁に関わらず厳しい統制経済を生き抜いてきたから

です

それよりもロシアの尊厳が傷付けられる方が大きな問題ですから最新の

世論調査でプーチン大統領の支持率が83%にもなっているのです

人間は環境の動物であり生まれ育った環境から大きな影響を受けていますので

外国との折衝ではこのような差異を十分理解した上で思考を纏める必要があります