“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

経済の再活性化には

高度成長時代以降、世界経済も地政学的なパワーバランスもそして何より日本

自体の人口構成や経済基盤が大きく変化しているのに古くからの制度が昭和の

ままで何も進化していないことに30年間低迷している原因があるように思え

ます

大きな軸として次の3点を挙げたいと思います

一つ目は退職金制度の大改革です

多くの企業の退職金制度は勤続年数で比例級数的に増加するようになって

いますので途中退職すると退職金も少ない上、次の職場での年数が「1」から

始まるので同一会社に所属する人と比較して大きく減少し転職を妨げています

二つ目は家族の考え方の大変革です

ヨーロッパ大陸では多くの国で法律上の婚姻以外も子供を含めて家族として

認め、手当や相続でも法律婚と同様の扱いをしていますし、同性婚等もこの

延長線上にあります

三つ目は「おじさん社会」の意識や制度の大改革です

昭和の古き良き時代どころか明治大正のような発想がまだ強く残っており

若手の登用や女性活躍の芽を摘んでいます

もっとも明治大正期には若手の活躍は沢山ありその意味では昭和になって

江戸時代に逆戻りしたのではないかと思ってしまいます

女性の活躍で言えば、古くは平安時代から紫式部のように世界でも稀な

女性作家が活躍していたのでここでも進歩が止まってしまったようです

さて、それではどうすれば良いのでしょうか

退職金はIDECOに全面移行し、個人のポータブルな退職金制度とすれば

転職の不利益は無くなります。また積立金に対する課税を拠出時ではなく

引き出し時にすることで税負担も減額できます

経済が活性化されれば結果的に法人税や所得税の増収も期待できます

第二は簡単で、現状制度の運用を変え実質婚を運用の基準とし同性婚も法律

で認めるようにします

最後の女性の活躍に対しては心理的な障壁が高いのでここでは法的な比率を

定めるのが良いでしょう。企業の管理職、政党の公認候補の女性比率等が

考えられます

こんな主張をする政党が現れることを期待します