何かあったらどうするんだ症候群
陸上競技選手だった為末大さんがこんな発信をしています
何かあったらどうするんだと言う発想はリスクよりも安全を優先するので
社会に安定と秩序をもたらしますが副作用として停滞を招き、個人の可能性
を抑制すると言っています
この症候群は未来を予測してコントロールできるものと考えその逆算でしか
物事を判断できないことになってしまいます
だが、実際には予想しないことが必ず起きます
それをイノベーションと言う国もありますが、日本では「危ない」や
「予想外」となります
ここから抜け出るためには「やってみよう、やってみなければわからない」を
社会の合言葉にしなければなりません
未来は予測もコントロールもできないと覚悟する
その上で、リスクを正しく認識して最小限に抑える備えを怠らず、物事の
優先順位を考えて行動することが重要なのだと思います
その通りだと思いますが、課題はこのような症候群からいかにして抜け出す
のかと言うことです
頭で考えればそれほど難しくないのですが、実際の行動となると習慣から
抜け出すのは大変難しく考えれば考えるほど何かあったらどうするんだ症候群
に引き込まれてしまいます
いきなり大きな決断をするのは難しいのでまずは身近にある小さな挑戦から
始めるのが良いでしょう
私自身の最近の小さなチャレンジは室外でマスクを外すこととむやみに
手のアルコール消毒をしないことです
特に夏はマスクは息苦しいですが他人の目があり外す勇気が要ります
手の消毒はコロナの接触感染は事例がほとんどなく初期の誤った指針が
そのまま残ってしまったのでレストラン等を除き極力やらないようにして
います
今のところ何も影響がありません「何かあったら自宅待機の覚悟」です