“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

Jアラートをめぐるトンチンカンな議論

104日の朝7時半頃突然Jアラートがなりましたが暫く何の警報かわかりま

せんでした

5分ほどしてJアラートだとわかりましたが北朝鮮からだとミサイルは10分以内

に到達するので発射時に把握しても避難はできません、物理的に無理なのです

実際には発射を把握し、弾道計算し、着弾地点がどこになるか予測するのに

少なくとも2、3分かかるので警報が出ても逃げる時間は5分もありません

津波警報であればその前に地震の揺れを感じていますので直ちに行動に移れ

ますしどこに逃げるかも分かっています、またチリ沖地震のように体感のない

場合には津波到達までに30分以上の時間があります

しかしミサイルの場合、避難行動の準備ができていません

つまりJアラートは設計段階から無意味なのです

それなのに発信が遅いだの間違いがあったなどという議論に終始しています

本当に心配するなら別の角度からの議論が必要です

本当に狙われたなら阻止できないことを前提にすべきでこれはキューバ危機

と同じ状況になります

キューバからミサイルを撃たれたら阻止できないと言うことでケネディ政権は

危険な海上封鎖をしてまで搬入を阻止しました

北朝鮮の場合は自国開発なので搬入阻止と言う手段は取れません

ではどうするのかと言う提案と議論が政治の役割になりますが全く議論が

ありません

北朝鮮側から見ると混乱の的外れな状況を心から楽しんでいるのではない

でしょうか

Jアラートの有効性の議論をしても無意味で、そもそもこのシステムは何を

目的として作られたのかということまで遡る必要があります

邪推するともう少し射程の長い中国辺りからのミサイルを想定したものなの

ではないでしょうか

その当時には北朝鮮からのミサイルは想定していなかったのでしょう

システムの欠陥ではなく政策の欠陥なのですが、マスコミも勉強不足でこの

ような観点からの発信は皆無でした

平和ボケ日本 バンザイ