“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

究極の北朝鮮政策

今年になって北朝鮮がバンバンとミサイルを発射していますが、これは何を

狙っているのでしょうか

まず、朝鮮半島の最終的な解決策は三つしかないことを確認しましょう

①南が北を併合 ②北が南を併合 ③そして最後が連邦制

①、②はどちらにしても平和的には出来ないので武力による統一になりますが

これは難しいでしょう

関係国から見るとどうなるのでしょうか

韓国は当事者ですから当然のことながら①か②での統一が前提です

アメリカは何らかの解決がなされてこの地域での負担を軽くしたいものの

中国の影響は少なくしたいと考えていますが①や②は難しいと考えるでしょう

中国は連邦制となっても北朝鮮という国が実質的に無くなり韓国=アメリカと

直接国境を接することを避けたいというのが本音ですが①にも賛成はしません

北朝鮮というより金正恩の本音は自らの権威を守り体制を維持することです

サダム・フセイン、チャウシェスク、ホーネッカーの末路を見ていますので

革命的変革で自分が被告席に座ることへの恐怖感があります

これらを勘案すると③の連邦制しかありませんが、今のような所得格差が

あれば南による北の併合と同じことなので北朝鮮、中国にはあり得ない形です

そうなると解決策としては北の生活水準を上げることしかありません

ミサイルや核実験の費用を生活向上に充てれば20年ほどで達成できます

もう一つ大切なのは体制維持の確約を金正恩に信じてもらうことですが

このプロセスに10年は必要でしょう

粘り強く、ふらつかず、各国の体制が変わっても守り抜く必要があります

この役割を果たせるのは日本です

水面下での交渉を継続的に続け、米中に納得してもらい段階的に生活向上の

補助をしながら10年で信頼を獲得しその後の20年は米中韓からの援助を

交えれば30年後には平和的な解決が図れるでしょう

このようなストーリーを持ち、アメリカと交渉することで中国からの信頼も

得られ日中間の関係も飛躍的に良くなるでしょう

実効性の無いJアラートで大騒ぎして防衛費の拡大を狙うのはお菓子をもらい

たくて大騒ぎする子供と同じ発想なのかもしれません