こんな国で子供を育てようと思うのか?
戦争の真っ只中にあるウクライナよりも平和な日本の方が子供を育てよう
という気持ちは少なくなるのではないかと感じます
いつも言っているように将来の見通しに楽しみが感じられなければ安心して
子供を持てません、これこそが出生率低下の最大原因です
ある日突然防衛力増強のために43兆円の資金が必要で増税で捻出すると言われ
ても理解できません
反撃能力が必要との説明ですが「反撃能力」そのものの説明もそれに伴う
リスクの説明もなくGDPの2%を防衛費のために使うということだけで
突っ走っていますが本当でしょうか
優先順位として教育、子育て、再教育訓練、農業の将来像、クリーンエネルギー
開発よりも高いのでしょうか
反撃能力に伴うリスクが語られていませんが、これにより他国から攻撃される
リスクが高まっているのです、つまり専守防衛であれば他国から見て日本から
攻撃を受ける可能性は低かったのですが、反撃能力を持つことでそのまた
反撃能力を他国が持つことになるので逆に先制攻撃されるリスクは相当に高く
なってしまいますがこれらの説明がないため「反撃」と言われて世論調査でも
肯定的な意見が出ています
元自衛艦隊幹部の香山さんは「身の丈を超えている」と警鐘を鳴らしています
日露戦争以降の「身の丈を超えた戦争」はバカな陸海軍を政治家が抑えきれず
にノモンハン、日中戦争、太平洋戦争と敗戦を続け壊滅しました
そのために文民統制が大切となったのですが、今度はしっかりした自衛隊幹部
の上にバカな政治家がいることでまたまた「身の丈を外れた」ことをやろうと
しています
肌感覚で感じられる不安が回り回って若者に子孫を増やさない感情を植え付け
てしまっているのではないでしょうか
ドイツもフランスも一時期は低出生率に悩まされましたが軍備増強で出生率が
上がったのではありません、多様な生活を容認し手厚い生活支援策をとる
ことで出生率が向上しました
日本の採るべき道はどこにあるのでしょうか、ミサイルを持って遊ぶのは
子供だけでしょう、選挙での再選しか考えない今の政治家は子供みたいな
ものですからしょうがないか(悲しい!)