“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

保守派が壊す日本

自民党保守派と言われるグループがあらゆる改革に抵抗し反対している状況が

続いているのに「喝」を入れる人もいなければ落選させる有権者もいないので

ますます保守的な政策に傾倒しています

「保守」と言えば聞こえは良いですが実態は「現状変更には何でも反対」

かつてのどこかの野党のようになっています

根本的にどこに原因があるのでしょうか

そこそこの生活ができている今の状況を変えたくない、その底流には企業も

改革より現状維持を望んでいることもあるでしょう

明治初年、大正デモクラシー、戦後の成長期には現状打破のために時として

破壊的な状況もありましたが結果的には大きな進歩を遂げてきたのも事実です

どちらを望むのかはそれぞれの人の嗜好によりますが現在の日本の状況は

世界規模の競争の只中にあり、また人材の移動は国境がなくなり優秀な人材が

流出していることもありますので待った無しの対応を迫られているのも事実

です

人口減少、低成長、新規企業の減少という今の日本でしかも海外で活躍できる

人材が流出している状態で「現状維持」は「自殺」と言っても過言ではなく

急速に衰退する社会であることを自覚することから将来の展望が拓けます

これほど身近な危機であるにも関わらずその自覚もないことに驚かされます

コロナが終息し景気回復の象徴的存在としてインバウンドが話題になりますが

もう少し掘り下げると本当の課題は年間100日で成り立っている国内観光業の

実態です

休日、土日以外に休暇を取って旅行する人が少ないので平日をインバウンド

需要で満たそうとしているのです

真の課題解決にはまず国内での平日観光客を増やす、それにはリタイアした

高年齢層に頼るだけでなく平日に休暇を取る一般サラリーマンの需要喚起が

必要です

しかし平日に休暇を取る人はまだ少数派ですしそれ以上に学校を休めない

と言う状況では難しいでしょう

これは一例に過ぎません、さまざまな課題解決には現状打破つまり現状を変革

する必要があるのですが冒頭に述べたように変化に対して過度な反発があり

「保守」という響きの良い言葉に甘えているのではないでしょうか