“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

統計的な管理手法

BIGMOTOR関連の報道で異常な短期間での保険契約解除があったということ

がありますが保険会社の管理体制はどうなっているのか疑問があります

きちっとしたデータ管理をしていればこのような異常値は簡単に発見でき

詳細を検査すればもっと早く見つかった筈です

何故できなかったかという解答は二つしかありません

一つはそのような管理体制ができていなかったということでこれも問題です

二つ目は異常値は検出していたが何らかの理由で放置したということでより

大きな問題があります

いずれにしても大手保険会社の管理体制としては甘かったということで

この点をもっと報道すべきでしょう

私事になりますがアメリカで暮らしていた30年も前のことですが、新しい

クレジットカードで高額(せいぜい100ドル程度ですが)の買い物をした時

即座に電話があり本人確認がありました

二つの点で驚きました

一つはリアルタイムでカード使用状況を確認(監視?)していること

二つ目は統計的手法で不正の可能性のある取引を抽出していることです

それだけ不正使用が多いとも言えますがこのような管理体制を構築するのに

統計的手法を使っていると言うことで学問が実際の生活に生かされている

という認識をしました

何故日本ではこのようは管理手法が確立していないのでしょうか

今流行りの言葉を使えばAIを使った管理手法と言うのでしょうが当時はAIと

言う言葉もありませんでしたが確かにコンピューターによるデータ管理が

確立していました

日本企業を見ていると必要な投資を抑えて有り余る人力で対応していると言う

構図が見えてきます

コストも高いし、効率も正確性も劣り更に「忖度」と言うような要素が

入り込む余地が生まれてしまいます

逆に言うと日本企業の採算性が良くなる要素はまだまだあると言うことで

わずかな期待を寄せています

が、やはり「夢」なのでしょうか