“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

コーチにつかない訳

長らくゴルフをやっていますが上手くなりません

しかしコーチについて習おうという気にもなりませんので結果的に下手な

ままです

何故コーチにつかないかと言えば良いコーチがいないからです

世界陸上の女子槍投げで北口選手が最終投擲で逆転優勝しましたが、彼女の

コーチはチェコ人です

東京五輪の女子バスケのコーチもアメリカ人でしたしカヌー競技の羽根田選手

のコーチもスロバキア人です

その他多くの競技で活躍している選手やチームの監督が外国人だというのは

何を意味しているのでしょうか

以前にも書きましたがコーチは指導者でなくアドバイザーです

指導者とは自らの経験や理論を選手に当てはめ結果を出そうとしますが個々の

選手やチームの特徴を必ずしも生かそうとせず「型」にはめようとしている

のではないでしょうか

一方アドバイザーは個々の選手やチームが自分たちの目指すものを脇から

冷静に観察し的確なアドバイスをしたりデータと付け合わせて分析して納得

させたりしてあくまでも個人の意思が全面に出ています

日本の教育の特徴は「型」にはめること、正解を覚えることで必ずしも個人の

特性を活かしながら成長するということではなくそれが指導者像を作り上げて

いるのでしょう

当初の話題に戻ると例えばドライバーショットをあと30ヤード伸ばしたい

100ヤード以内のアプローチは確実にピンに近づけたいという要望に対して

的確に「それは無理だから諦めてスコアアップにはこういう方法があります」

と言ってくれるコーチはいないので習いに行かないのです

「何をしたいのですか?」と聞かれ、「それは無理だけどこんな方法もあり

ます」と言ってくれるコーチがいたら多分習いに行くことでしょう

スポーツに限らずビジネスの世界でも同じことがあるようです

マイナンバー保険証は河野大臣が「保険証との一体化は妙案だと思ったが

よく調べたら無理でした、すみません、全面撤回して出直します」と言えば

逆に人気は上がるのでしょうができないでしょうね、政治家にアドバイスする

良いコーチがいないからですね