社員が働きやすい環境とは
働きやすい環境とは前向きな競争があるもののストレスが少ないということ
ではないでしょうか。
競争がなければ進歩はありませんし向上心も生まれませんがほとんどの場合
競争=ストレスとなってしまいますのでいかにしてストレスフリーな環境を
整備するのかということがキーポイントになります
ストレスといっても様々ですが上からのプレッシャーは避けたいものです
従って自らモチベーションを高く保てるような工夫が必要です
職場環境や職責の大きさもありますが非常に単純化すると自分の仕事を
どれだけ自分でデザインできるかあるいはコントロールできる自由度があるか
ということになります
もう少し具体的に表現すると
“仕事の目標設定が合理的になされ達成すべきことと達成時期目標が具体的で
上司と合意できている,そして結果が目標に対して客観的に評価され報酬に
反映される”
ような仕組みができていて実際に運用されていることが働きやすい環境の
形成にとって重要だと考えられます
目標が到達地点と時期が一方的に与えられるようでは客観的な数字や日程で
示されていたとしても納得性は少なくストレスの原因になりますしいわゆる
長時間労働にも結びついてきます
逆に簡単な目標であれば組織にとって合理的なものと言えず組織全体の業績が
良くならなければ結局個々の構成員の処遇も改善されません(共産主義社会の
共同生産を考えてみれば自明で生産性の向上は無く結局グローバルな競争には
勝てません)
生産性向上のプロセスを構成員が自分の意思でコントロールできる度合いが
高いほど良い結果が得られ処遇の改善につながりますので結果的に
“働き易い”
ことにつながります
結論として合理的で客観的な目標設定と評価ができる環境の整備が大切です