“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

クマが出る百万都市札幌

クマが頻繁に住宅地に出没する大都市は札幌ぐらいでしょう

今年も市内の住宅地で目撃情報が多数出ています

住宅地が山の近くまで伸びてきている

山に近い住宅の裏庭でとうもろこしや栗など餌になる植栽がある

積極的な駆除でヒグマが減ってしまったのでどちらかというと駆除より保護が

優先されていて頭数が増えた

様々な原因が指摘されていますがこれらの原因が複合的に絡んで出没が増え

人への被害も毎年あります

雑草を刈り見通しを良くする、畑に電気柵を設置するといった対策も進んで

いますが、熊撃ち名人と言われたハンターによれば「人が熊の食糧源を失く

したことで熊もやむを得ず人の近くに来るようになった」と言っています

熊は本来草食性でたまにシャケをとるぐらいでドングリなどを主食にしている

しかし森林伐採で常緑樹を切り植林では針葉樹を植えたので山のドングリ等

クマの食料が減ってしまって人の近くまで来るようになったので、山に常緑樹

を植え食料を増やせば熊は人の近くには来ないと言っています

厚岸町の近くの有名なヒグマ OSO18 が最近駆除されました

数年に亘って近隣の牧場の牛65頭を襲った有名なヒグマでしたが研究者に

よるとこの地方にはクマの食料となる植生が無く「仕方なく牛を食糧にした

のだろう」と言っています

ヒグマ対策に限らず人はどうしても対症療法にとらわれます

熊が出れば駆除や電気柵

赤潮被害が出れば漁業補償

もう少し長期的な観点で原因を探って対策を立てれば環境にも優しく対処

できるのではないでしょうか

例えばジャニーズ事務所事件でもすぐに再発防止策が出てきますが本当は真の

原因がどこにあったのかをしっかり把握しなければ有効な再発防止策とは

ならずただの掛け声に終わってしまうでしょう

世の中全体が根本原因を探るというより表面的な対症療法で騒ぎを収める

方向に進んでいるのは残念です