“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

問答無用

意思決定プロセスの不明確さを隠すために問答無用になるのではないかと

疑われても病むおえないでしょう

意思決定の背景が明確であり議論が尽くされているのであればオープンに議論

することに問題はない筈でそれができないのは公表すると問題になる点がある

と疑わざるを得ません

結果として問答無用となる訳です

このような現象は最近では辺野古や東電の汚染水処理で見られます

辺野古の埋め立てで国と沖縄県が争っていますが争点の一つは軟弱地盤の

改良工事です

どの程度の地盤なのか、技術的に改良は可能なのか、将来的に地盤沈下は

起きないのかと言ったことはすべて技術的な課題なので専門家でオープンに

議論することは可能ですしそれによって国民は判断することができます

現状では何の説明もないのでただ国と県の争いを傍観するしかありません

民主主義の本質は正に政府が声高にいうように自由で開かれた自己表現にある

訳ですが辺野古に関しては全くそのようになっていません

外に向かって主張する民主主義と内なる統治のための民主主義の間に大きな

差異があります

何故問答無用になってしまうのかというと東大卒のエリート官僚がこれしか

無いという「正解」を出すので回答が導き出されたプロセスを検証することは

無くなります

何故ならば最高学府のエリートが作成した案だから「下々」の輩が口を挟む

ことは許されないのです

ソニーの盛田会長は入社式の挨拶で必ずこのように述べていました

100点は満点では無い、学校では満点になるだろうが実社会では80点が

満点のことも逆に120点が満点のこともある

学校での思考方法を社会に出たら変えなければ生き抜けない」

変化が激しく新しい技術や奇抜なアイデアが生み出される実社会では大学を

出た時の成績はそれほど役に立たないということです

しかし日本では未だに「金時計(成績一番の代名詞)」が幅をを聴かせていて

社会の変化についていけない現象が起きているようです