“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

木を見て森を見ない報道にウンザリ

最近の話題から二つ

政治献金裏金問題で自民党が崩壊へ?

今回ばかりは当事者にもかなり深刻に受けているようですが報道を見ると

手口や各個人へのキックバックの金額そして首相の責任といったことが中心で

そもそも政治資金規正法ができて政党補助金があるのに依然として議員個人

での資金集めが行われていることへの言及は少ないです

もっと本質的には何故巨額の資金が現金でやり取りされているのか1万円以上

の政治献金はすべて振込やカード決済とすれば裏金は作り難くなります

野党も非難するばかりで建設的な提案がありません

大局観のある政策提案があれば無党派層を取り入れて第1党のの可能性もあり

ますがただ騒ぐだけでは無党派層の支持は得られず本格的な政治改革には

繋がりません

それにしても有権者の反応が鈍いのが気がかりです

ガザ戦争についても「一般市民が可哀想」というトーンで埋め尽くされて

いますがもう少し本質的な報道はないのでしょうか

今回は捨て身のハマスが大きな戦略的勝利を収めたのではないでしょうか?

2000年続く民族の戦いをベースにしないと中東問題は理解できません

ゲリラの常としてハマスがガザ民間人に隠れていたことは間違い無いでしょう

しかしそこをイスラエルが攻撃することを予期したキブツ襲撃事件はどうして

起きたのでしょうか

ハマスとファタハの主導権争いを背景にハマスが捨て身で全世界に向け宣伝戦

を仕掛けたという見方もできます

ハマスは民間人の犠牲を強いることで世界の世論が反イスラエル、反米になる

ことを戦略とし、今その通りに動いていますが逆にハマスがガザ市民から

見捨てられる危険も孕んでいますのでイスラエルの狙いの一つにはこれもある

のかも知れません

もしイスラエルがガザに侵攻しなければキブツ襲撃と大量の人質でハマスが

非難されていた可能性もあります

それを理解しながら徹底的なガザ侵攻したイスラエルということでしょうか

最終的にはイスラエル、パレスチナの共存しか解決策は無いでしょう

ド・ゴールならどうしたか興味のあるところです