“明日は何を新しく始めますか?”
これができれば目標管理は間違いなく成功する

孤立していることを知らない怖さと安心

様々な局面で日本は世界から孤立していますがそれを知らないことで安心しています

日本の将来の考えると怖さを感じます

COP24への無策、石炭火力の増加に無策な一方、IWCから撤退しても捕鯨を進める

明確な意思

このちぐはぐさはどこから来るのでしょうか?

原因の一つとして情報不足があるのではないかと考えます

「情報過多」の間違いではないかという指摘を受けそうですが、例えば昨年から

すでに半年も燃え続けているオーストラリアの森林火災と何千万匹という動物が

死んでいるという状況をどれだけの人が認識しているのでしょうか

北京の近郊まで砂漠が迫っていること、黄河は河口付近では堆積物で流れが

無くなっているのに、地図上では幾つにも枝分かれした河口が描かれています

都合の良いことだけ、人気取りのような記事だけ、警鐘を鳴らすようなネガティブ

に見える情報を載せないということになっています

目先の利益には甘く、長期かつ複雑なことからは逃げまくる姿勢が鮮明ですが

ゴア元米副大統領が言うようにいつかは不幸な事実に直面しなければなりません

経済でいえば本当に市場原理が貫かれているのでしょうか?

アベノミクスで市場は崩壊したと言っても過言ではありません

最近では、司法の特殊性も指摘され始めましたが、政治もビジネスも国際化して

いるので司法も国際化する必要がありそうです

これらの原因は、結局のところ都合の良い情報、日本と直接関係しない情報を見ない

と言う態度にあります

最近二・二六事件について学んでいますが、青年将校が決起したのは地方の疲弊と

それに対して何も対策を打ち出さない政治に対する不信感に起因していると言っても

過言ではなく、最近の状態に酷似しているのが気がかりです

郵便のユニバーサルサービス

郵政3事業のトップが一斉に交代し新体制となりましたが、相変わらず役人出身で

本当に改革ができるのだろうか疑問に感じます

基本となる郵便事業が本質的に赤字体質で、保険や金融事業の子会社が赤字を補填

するという体制で、しかも株式売却が進まず国が大株主のままでは子会社が自主的な

経営をすることもままならず本質的な課題が解決されていないことが根本にあります

ここで登場するのがユニバーサルサービスの維持とこれと裏腹の関係にある歴史的な

特定郵便局の維持ということがあります

確かに人口減少で銀行の無いような地域での郵便局の存在は大きな意義がありますが

郵便と金融の分離で本来は郵便のユニバーサルサービスを維持することが目的なのに

保険・金融をもたないと郵便事業が維持できないという矛盾があります

郵便に関して考えると宅配便もほとんどの地域をカバーしており、またEメール等の

普及で広告を除いた郵便そのものは減少しているので事業の維持はますます困難に

なっています

本当に人口過疎になった地域を除けば保険・金融が郵便局に併設される必要は

少ないのですが、上記のようにこれが無いと郵便事業が維持できないことになります

一方で、人口が少なければ保険・金融事業も収益性は低くなり、このことも最近

明らかになった違法な販売につながっている面もあります

冷静に分析すると、このような限界的な地域は非常に限られており、一定の条件で

地域を指定しここでの事業は郵便・金融・保険を一体化した特別組織とし、国の

補助金で運営しその他の地域では金融・保険は完全民営化し徹底的な競争をする

ことで効率化を目指してはどうだろうか

ユニバーサルサービスの美名のもと非効率な経営が維持されているのではない

だろうか

日本経済全体が低迷する中、このような改革を一つ一つ実施することで再び輝きを

取り戻す日が来ることは間違いありません 

正論

日経ビジネスの記事でファーストレテイリングの柳井会長の談話がありました

私が以前から主張していたことと全く同じで共感しました

曰く、完全に茹でガエルになっている

曰く、アベのミックスの成功は株価だけ

曰く、報酬制度を変えなければならない:終身雇用制度は形骸化している

曰く、憲法改正より日米地位協定の改定

などなど

主張する経営者が少なくなったのも長期衰退から抜け出せない日本の現状で、

原因の一つにサラリーマン経営者が『大過なく過ごす』ことが経営だと錯覚して

いることも、同感です

ある地域、それが国であれ一部地域であれあるいは職場であれ、の活力を測るのに

「歩くスピード」を参考にしています

30年前のシンガポールでは誰もが忙しそうに早足で歩いていましたが、10年前には

ゆったりとしていました

20年前の上海も同様で、周囲に突き飛ばされないようにしているほどでしたが

やはり10年前にはゆっくりと歩いていました

一方、シティーやウォールストリートといった金融の中心地では今でもみな早足で

日本より遥かに早いロンドンの地下鉄エレベーターも立ち止まらずに歩いています

まさに『時は金なり』です

翻って、東京の街中はどうでしょうか?

どこでもスマホを見ながらゆっくり歩いています

まずは早く歩くことから始めませんか

早く歩くということは、その先に達成すべき目的があるということです

目的があるということは、その先に希望を持っているということではないでしょうか 

あけましておめでとうございます

毎週、世の中の出来事でこれ変ですねと思われることを掲載して

いましたが、今年は一念発起、北海道に引っ越し、豊かな自然の中で

のんびりと暮らすことにいたしました

第二の人生ではなく第三の人生と考えています

第一が会社勤めで時間の大部分を組織に捧げた生活とすると

第二が自分の興味と関心に従って他人の指図を受けずに定年後の生活を過ごす

そして第三の人生では、世の中の変なことに関心は持ちつつも、一定の距離を置いて

心惑わされずに豊かな自然の中で過ごすことを目指しています

最後の予言を遺言として簡単に述べたいと思います

残念ながらこれからの十年はあまり楽しい時代ではなく、日本が徐々に没落し

世界の中での存在感が薄れてくるとともに過去30年間に手をつけなかった変革が

否応なく押し寄せ、外部環境によって急激な変革を迫られる時代となるでしょう

これまでの主張はこのような事態を予見し、少しでも自分たちの手で変革を主導

できるようにという意図でしたが、変革の担い手の中心であるべき若者も、投票と

いう手段を行使して変革を迫る可能性のある市民も、将来を予見して政策立案すべき

政治家も小さな負担を避けたために、大きな代償を支払うことになるでしょう

遠く北の地から状況を見守りつつ、これまでのようにコメントを続けることに

変わりはありませんが、立ち位置を少し変えて客観的に解説するようにしたいと

思います

荒天準備,世界情勢の激変に惑わされず,しっかりとした心構えを持ちましょう 

規制と責任回避は果てしなく続く

規則に縛られた行動を助長する外側からの規制と内からの責任回避から脱却

できないと永遠に続く閉鎖的社会を崩して活力のある社会を築くことはできない

国営企業を民営化しても,そのトップに役所や重厚長大企業から天下っている

のでは本当の民営化ではなく,単に天下り先が増えただけでその弊害は最近の事例を

見れば明らかです

このような環境では個人の力は限られてしまい活力は出てきませんし経済が停滞

するのも肯けます

本当の民営化で,競争の激しい自動車や家電,スピードが要求される新興のIT系企業

出身者がトップと役員の半分程度を占めるようになれば大きな改革が見られるように

なるでしょう

また,大幅な規制撤廃,むしろ全ての規制を一時全廃し問題が発生したら見直す

ようにでもしないといけません

民主主義と市場原理は手間ひまがかかり,必ず行き過ぎがあるものですがそれでも

民主主義と市場原理を維持したいならこれらはコストとして許容しなければなり

ませんが,それと同時に最低限のセーフティネットは政府が提供することで、もし

失敗しても再度挑戦する機会が提供されます

効率のみを考慮すれば中国式市場経済は相当な成果を上げていることを認めなければ

なりませんが独創的なアイデアが生まれる環境は少ないようです

情報過多の時代には素晴らしいアイデアは企業化される前に世界中に広まり

アイデアよりも企業化スピードの競争になってきていますので、この限りでは

社会主義型市場経済も大きなメリットがあります

しかしながらかつての日本がそうであったようにどこかで後追い型経済は頭打ちに

なり、それからの脱皮が大きな課題になります

このような状況にいち早く到達した日本は何年も前から脱却のシナリオが求められ

ていたもののいまだに回答を見つけていません

基本は規則を破る勇気と責任を明確に取ることだと思います

この二つは幕末・明治初年の日本にあったのに150年後の現代の日本にない

ものです

専門家とは

ニュースを見ていると、地震や火山の爆発と言った重大なことが起きたり、家庭内

暴力に端を発した事件が起きると必ずと言って良いほど『専門家』の解説が

あります

また、最近話題になっている大学入試改革での英語の民間試験導入や数学、国語の

記述式問題の導入で公平さを危惧する雰囲気になると、突然制度導入が延期になり

『専門家』に検討を委ねるということもあります

しかし、入試に関して言えば導入時にも『専門家』による慎重な検討がなされ

その結果制度が導入されようとしていたわけですから、最初の検討段階での

『専門家』と制度の見直しをする『専門家』とは何が違うのでしょうか

冷静に考えると制度導入時の検討で既に、英語民間試験導入の危うさや、50万人が

受験する記述式問題の採点を公平に行うことの困難さは十分に予見できたはずです

もし、これらのことが予見できないのであれば、『専門家』とはどんな人たちなの

でしょうか

つまり専門家のタイトルが都合よく利用されただけとも言えますし、本当は専門家は

検討チームにはいなかったのかもしれません

もしこの程度のことが予見できないような『専門家』であれば、制度設計の担当者が

箔をつけるために利用したのではないでしょうか

私たちの周りにも、様々な公聴会やパブコメ(パブリックコメント)という名の

格好をつけるための仕組みがあるのではないでしょうか

実態を見ると、江戸時代の高札がいきなり掲げられるのではなく、パブコメという

順路を通って掲げられることになったのですが、実は高札は既に墨書されていた

ということでは江戸時代と変わらないということになります

ニュースもすぐに信じることなく、常に疑問を持ち、自分の頭で理解することが

大切です

もっとも、トランプ大統領のように自分に都合の悪い報道はなんでもフェイク

ニュースと言ってしまってはいけません 

歳を取ると何もできなくなるという現実

高齢者になると体力、気力がなくなり思ったことができなくなる、ということでは

ありません

70歳を超えると社会から隔絶されてしまうという話です

最近の経験からびっくりしたことをお知らせします

長年の夢であった北海道への移住をいよいよ実行に移すべく走り回っていましたが

とんでもない現実に直面して戸惑っています

その1:都内にも活動拠点としてのマンションを借りようとしたら70歳以上の人

には貸してくれません

収入や資産の問題ではなく、ただ年齢制限があるようです

その2:それでもやっと物件を見つけ、インターネットを引こうとしたらまたまた

70歳以上の年齢制限にかかり契約してもらえませんでした

明確な理由がなくて契約を拒否するのは憲法違反ですね

政府は盛んに年寄の活性化、就業、さらに自宅介護を奨励していますが家も借り

られず、インターネットも引けずに情報から遮断されていては活性化できないですね

皆さん、終活は55歳から始めないと間に合いません!!

それでもなんとか、マンションを借り、インターネットの契約にこぎつけ、年末

までの引越し作業で大忙しですし、体力も必要です

何十年にも亘って溜め込んだ本やアルバム、洋服、子供たちの小さい時からの記録

などなど湧き出てくるように家の中のあちこちから品物が出てきて、これだけ

溜め込めば家も随分重かっただろうなと感じながら整理をしています

これにも体力、気力そして決断力が必要で本当に年寄りになったら作業は困難で

結局子供たちに頼ることになってしまいますのでやはり終活は早めにということに

なります